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概日リズム睡眠障害の治療

生活習慣が原因で起こりやすい「概日リズム睡眠障害」本人の治療意欲と生活習慣を変える努力がなによりも大切です。
「概日リズム睡眠障害」は、治療をすれば大半が治ります。治療法としては、2500ルクス以上の光を1時間ほど浴びせて体内リズムを動かす高照度光療法と、薬物療法の2つがあります。
光が体内リズムを調整することは「朝の光を浴びることが大事」と述べましたが、朝の光はリズムを前に動かす作用があります。「睡眠相後退症候群」の患者には、朝6〜7時から1時間光を浴びせます。これを毎朝行うと、7〜10日で効果があらわれ、リズムが前に動きます。睡眠相後退症候群の患者の場合、朝起きて光を浴びるのはむずかしいことも多く、この場合は入院して治療を行うのが望ましいでしょう。
朝の光がリズムを前に動かす作用があるのに対して、夜の光はリズムを後ろに動かす作用があります。それを利用して「睡眠相前進症候群」の場合は、夕方〜夜間に高照度光療法を行います。「非24時間睡眠覚醒症候群」「不規則型睡眠覚醒パターン」の治療にも高照度光療法を行います。睡眠のリズムと深部体温は関係が深く、深部体温が下がると寝つきやすくなります。光を浴びると深部体温が上がり、睡眠のリズムも変わるのです。よって、早朝に高照度光を浴びると深部体温がいつもより早く下がり、早く眠くなります。また、就寝時刻前に高照度光を浴びると深部体温が下がるのが遅くなり、眠気が訪れるのも遅くなります。
薬物療法として効果的なのは、メラトニンというホルモン製剤を投与することです。日本ではまだ承認されていませんが、アメリカではすでに市販されているので、それを輸入して使用することができます。ただしむやみに服用してもリズムを適切に動かすことはできません。必ず専門医に相談の上、服用するよにしましょう。
もっとも大事なことは、それぞれの生活習慣を改めることです。睡眠相後退症候群の人は早寝早起きを心がけて夜更かしをしない、不規則型睡眠覚醒パターンの人は日中の活動量を増やしてメリハリのある生活をするなど、改善には本人の努力が欠かせません。

posted by 綾波 at 16:14 | 睡眠障害の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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