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ナルコレプシー

ナルコレプシーの発症年齢は10代から20代前半に集中しています。慢性疾患なので、気長に治療に取り組むことが必要です。
過眠症のなかでも代表的なのが、「ナルコレプシー」です。「ナルコ」は「睡眠」、「レプシー」は「発作」の意味で、その名のとおり、1日に何回となく我慢できない眠気に襲われ、会議中でも試験中でも、5〜20分ほど寝入ってしまいます。近くの人が声をかけたりするわずかな刺激で目を覚まし、すぐにふつうの状態に戻るので、単なる居眠りと誤解されることも多いようです。
日中、夜間にかかわらず、入眠直後にレム睡眠に入るのも、この病気の特徴です。寝入りばなに鮮明な夢を見るので、部屋の入り口や窓に人影や、気味の悪い動物の姿を見るように感じることがあります。これを「入眠時幻影」といいます。なにより特徴的なのは、典型的なナルコレプシーでは、怒ったり笑ったり、驚いたりしたときに、体の力が抜けることです。これを「情動脱力発作」といい、ほんの数秒で回復します。ひざや腰の力が抜けることが多いのですが、あごの力が抜けてろれつが回らなくなる人、全身の力が抜けて床にくずれ落ちる人もいます。
ナルコレプシー患者の血液検査をしてみると、ヒト白血球抗原のDRB1*150とDQB1*0602が90%近く陽性なので、なんらかの自己免疫機能が働いているのだろうと考えられています。また、犬の実験から、オレキシンという神経伝達物質に以上があることがわかっていますが、それ以上の詳細は充分にはわかっていません。
治療には、日中の眠気を覚ますためにモダフィニルなどの中枢神経賦活剤(ちゅうすうしんけいふかつざい)を用い、脱力発作を予防するためには主に三環系抗うつ薬を用います。

ナルコレプシーの特徴的な症状
主症状  日中の過度の眠気
     情動脱力発作
副症状  入眠時幻覚
     睡眠麻痺(強い不安にかられ、逃げ出そうとしても動けな
     い、声を出そうとしても声が出ない金縛り状態。)
その他  夜間熟眠障害
     自動症(半分眠っているような状態で普段行っていること
     を無意識に行うこと。行動内容は覚えていない。)

posted by 綾波 at 16:16 | 睡眠障害の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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